季節の変わり目、春の不調とアーユルヴェーダ
こんにちは、アーユルヴェーダサロン環の後藤です。
まだまだ寒い日が続きますが、日も長くなり、梅の花も咲き始め、外を歩くと春はすぐそこだなあと感じます。
いろどり華やかな本格的な春が待ち遠しいですが、冬から春への移り変わりは気候も不安定。
気分の浮き沈みや睡眠に関する不調が出る方も多い時期ですよね。
また、そろそろ花粉症の症状を感じ始めている方も多いのではないでしょうか?
アーユルヴェーダには、季節を快適に過ごすための教えがあり、私自身も日々観察を通してなるほどーっと唸ることがあります。
春の過ごし方のヒントを記載しますので、ぜひ参考にしてくださいね。
◆この季節のお食事のポイント
冬は最も胃腸の消化力がある季節とされています。
世界的にみても、11月の感謝祭、12月のクリスマス、1月のお正月、、、などご馳走を食べる文化が多い冬。
消化力がある季節だからこそ、具材を大きく切ったおでんやポトフなども美味しく感じますね。
ですが冬至をピークに、私たちの胃腸の消化力は徐々に弱まっていきます。
春に向かうこの季節は、弱くなっていく消化力に注意が必要。
消化に優しい食事とは、さっぱりと感じるものではなく、よく火を通したものです。
具材を少し小さく切ってお料理したり、汁物をお食事に添えるようにしましょう。
生姜は消化力をUPし、身体も温めるので、この季節に取り入れるのもとてもいいです。
◆季節の変わり目の不調に
気候が不安定な季節の変わり目に多いのがヴァータ(風のエネルギー)による不調。
理由もなく不安感が強くなったり、ケアレスミス、寝付けない、途中で目が覚めてしまうなどの不調に現れます。
これらの症状を感じたら、まずはなるべく、寝る時間とお食事の時間を揃えてください。
風は不規則なエネルギーなので、規則正しくすることが整えるケアになります。
この時期は風も強いですから、外出時は風を通さない服を選んで防寒をしっかりして、特に耳を冷やさないようにしてください。
風のエネルギーの乱れは冷えも原因となるので、反対に身体を温めるのもとても大事です。ゆっくりお風呂に浸かってリラックスするのもおすすめです。
お食事は温かいスープを召し上がって、お肉で出汁をとったり、ギーを入れるとよいです。
その他のセルフケアとして、ご自宅にセサミオイルがあれば、人肌に温めて頭、耳、足先に塗るととてもいいですよ。
◆春の不調に
春が本格化すると、花粉症はもちろん、花粉症でない方も鼻水やくしゃみが出やすい季節。
また、4月〜5月は気分が落ち込むという方もとても多いです。
アーユルヴェーダでは、冬のうちに蓄積したカパ(水)のエネルギーが、
春の日差しや暖かさで溶け出してこれらの不調が出ると考えられています。
カパのエネルギーは、脂っこい食事、甘いもの、乳製品でも悪化するので
これらの症状が出やすい方は、食べるものも気をつけないといけません。
特に小麦粉のお菓子、揚げ物、ヨーグルト、バナナの常食は避けてください。
おすすめは生姜湯と、菜の花やふきのとうなど季節のお野菜。
春によく出回る苦いお野菜はこの季節にとっても良いです。
またカパの不調におすすめなのは「運動」です。
アーユルヴェーダでは、正しい運動の仕方の1つに「自分が好きな動きをすること」とあげています。
私はもともと運動が大嫌いでしたが、自分が楽しいと思える運動を考えてみたところ
音楽に合わせて動くのは好きかも、と気づき、Youtube動画のエクササイズ動画を活用しています。
みなさんも、お散歩でもダンスでも水泳でも、ご自身が好きな運動を模索してみてください。
(春に落ち込む感じがする方は特に!)
ちなみに運動のしすぎもよくありませんので、息が切れて、喉が渇き、額や脇に汗をかいたらやめにしましょう。
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もっと詳しく知りたいという方、ワークショップもございます。
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