睡眠トラブルのためのアーユルヴェーダ

睡眠トラブル(眠れない、眠りが浅い、不眠症)とアーユルヴェーダ

寝つきが悪い、途中で起きてしまうなどの症状は、アーユルヴェーダではピッタとヴァータの乱れ、またはラジャスの増大が原因と考えます。疲れているはずなのに眠りにつけない場合、精神が休むプロセスがうまく働いていないといえます。刺激のある情報、心配事、怒り、ストレスから離れ、精神の過剰な働きを鎮静する必要があります。


入眠を助けるホームレメディ

⒈夜、ホットミルクにナツメグを入れて飲む(簡易バージョン)

2.夜、ミルクと水を1:1で割ったもの(マグカップ一杯分)を火にかけて、アーモンドパウダーを大さじ1杯くらいとナツメグを入れて火にかける。十分煮出したら茶こしで濾して飲む。


不眠症におすすめのハーブ

ブラフミー:ブラフミーは過剰な精神活動を鎮静する力があり、脳神経系にも大変よいハーブです。ハーブティーとして販売されていますので、常飲することをおすすめします。


睡眠を改善する生活法

22時以降はなるべくスマホ、パソコンの画面、テレビをみない

ニュースやSNSは十分に脳や精神に刺激の強い情報です。また、ブルーライトの光が生体リズムを崩すことが分かっています。


なるべく朝に日の光を浴びる

日光にあたることで体内時計が整ったり、誘眠ホルモンである「メラトニン」が分泌されることは現代科学でも明らかになっています


身体を温める

身体が冷えている状態では睡眠につくことができません。38度〜40度のお風呂で入浴して温まるか(温度高すぎても冴えてしまうのでNG)、足湯、湯たんぽを活用するとよいでしょう。また、足先が冷えて眠れない方は、足裏に太白ごま油を塗ると、足裏がぽかぽかして眠りやすくなります。


オイルマッサージ(アビヤンガ)を行う

太白ごま油を使って毎日オイルマッサージを行うと睡眠改善につながります。全身は難しいかもしれませんが、頭、耳、足裏の3点をマッサージするだけでも効果を得られます。オイルマッサージは入浴やシャワーを浴びる前に行い、塗って15分くらいたってから、お湯で身体を温めながら流してください。


瞑想や呼吸法を行う

瞑想や呼吸法を行うことで過剰な精神活動を抑えるトレーニングになります。


アーユルヴェーダでおすすめのトリートメント

睡眠障害にお悩みの方に特に勧められるアーユルヴェーダのトリートメントにシロダーラがあります。シロダーラとは頭部にオイル、薬草の煎じ液、ミルクなどを一定のスピードで流し続ける施術です。

脳神経系にアプローチし、瞑想状態に入りやすくし、自律神経を整える作用が期待できます。睡眠トラブルでお悩みの方で、セルフケアから一歩進んだトリートメントに興味のある方はご検討ください。


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